⒈寄付する意味や募金への意識

寄付をするというのは、とても大切な行動だという事は誰もが知っていると思います。

大人になってからは、お金が自由になるという事もあって、寄付をすることが多くなったという人も多いのではないでしょうか。

こういった寄付という行動について考えると、私自身は、小学生の時に初めて知識を得たという事があります。

UNICEFの寄付を小学校で集めたという事がそのきっかけです。

世界中で、多くの人が貧困に苦しんでいるという事。

貧しい国の人は、その日の食べ物ですら口にすることが難しいという事。

衛生面でも非常に苦しんでいて、学校で勉強をするのもなかなかできない状況にある人が多いという事を知りました。

大人になってから、こういったことをきいたら、もちろん何かしら同情をして、寄付をするという事は当然あると思いますが、私としてはやはり小学生のころに自分と同じ年齢の子ども達が、ひどい境遇にあっているという驚きと悲しみを知識として得たことで、より深く気持ちがこもった寄付となったと感じています。

子供というのは、とても敏感で、繊細です。

だからこそ、小学生や中学生の時期に、日本ユニセフが行っている活動について、少しでも興味をもったり、知識に触れることは非常に重要だと感じています。

 

⒉UNICEFの活動を通して支援していく

UNICEFの活動については、インターネットを通じて見聞きすることもできますし、芸能人の方が親善大使として活動されていることから、理解を深めるという事も出来ます。

特に、黒柳徹子さんが親善大使をされているという事は有名ですが、テレビでもその活動を紹介していることが多く、とても身近に感じます。

多くの子ども達が、お腹を空かせていたりしている中でも、明るい表情を見せてくれたり、将来の夢を持っていたりという事のお話を聞いたことがあります。

それこそ、自分達が思っていることと全く同じで、生まれた国の違いによって、それがかなわないかもしれない、非常に難しい状況にあるという事も、悲しくつらく思えます。

自分がいる状況がいかに幸福で、素晴らしいものか。

そして貧しい国で貧困にあえいでいる子ども達に、いったい何をしてあげられるのかを、いつも問われているような気がしています。

UNICEFの活動は、継続することがとても大切で、一度寄付をしたから終わりというものではありません。

常に意識をして誰かのためにという気持ちを持ち続ける事が大切だと言えいます。

もちろん、自分自身の生活がいそがしくて、毎日がとても大変と感じている人も多い事でしょう。

自分自身がつらい時には、周りの人を助けるという余裕はなくて当然です。

自分の気持ちに余裕がある時、誰かのために時間やお金を使えるなとふと思えた時に、UNICEFの活動を支援する気持ちを残しておいてもらいたいです。

 

⒊募金のシステムを知る

UNICEFでは、定期的な募金を受け付けるシステムがあります。

 マンスリーサポートシステムという名前ですが、こちらに登録をしておくことによって、任意の金額が毎月定額支援として寄付することが出来ます 

多くの子ども達のワクチンをするために使用されたり、栄養治療食の提供に使用されるなど、子ども達の命を守ることが出来るのです。

毎月定額という事ですので、設定金額には無理をする必要はありませんが、定額で寄付をすることによってより長期黄な活動にも利用できるとされています。

確かに、ユニセフの募金箱はそこここで目にすることがありますが、ふとした拍子に募金をしようと思い立ったときに、募金箱が近くに見当たらないという事は良くあることです。

定額での募金に登録をすることによって、そういった募金をするきっかけを失わずにいられるとともに、誰かのために役に立っているという事を、毎月のように思い出すことが出来るというのも、寄付をする側にとっても意義のあることだと思えるのではないでしょうか。

このマンスリーサポートについては、ユニセフのホームページに内容が非常に細かく掲載されてます。

インターネットで申し込みをすることもできますし、それ以外では郵送で申し込みもできるので、ホームページ上で申込書のダウンロードも可能です。

 

⒋まとめ

さまざまな人がこういった活動についての理解や知識を持ち、つながりを持つことの重要性を認識することで、一人でも多くの子ども達の未来が明るくなるという事を、ぜひとも知ってほしいです。

そのためにも、小学生のうちからこういった世界の情勢や同年代の子ども達の生活環境について、学習する機会を増やすことがとても大切な事であるといえます。

命を守るという事は、あまり日本ではピンとこないこともあるかもしれませんが、ちょっとしたきっかけを大切にすることで、誰かの命を救えることになるかもしれません。

小さな金額の寄付であっても、多くの人が参加し、継続していく事で、より大きな力になるという事を強く思い、沢山の人に伝えていきたい活動であると考えています。

最終更新日 2025年5月12日