作新学院では自らが様々な事柄について高い興味関心を抱きながら探求していく姿勢を大切にしていて、個々の能力を活かした人材育成に繋げられる様子からこれまでに多くの優秀な方を送り出してきています。
キャンパスは一ノ沢と清原の2つに分類されており一ノ沢のキャンパスでは幼稚園や小学校、中等部や高等学校が存在し清原のキャンパスは女子短期大学や大学、大学院があります。
園児や児童、生徒や学生を全て含めると人数は6500名にもなり多くの人材を有する総合学院という形で初等教育をはじめとして高等教育や専門教育に至るまで、独自に考案したシステムで一貫した教育が行われています。
学校が1つの家族であると捉える
このような作新学院は、目的を果たすべく学ぶべき事柄を自らが考えて能動的かつ主体的に学習を進めていく姿勢の他に、学校が1つの家族であると捉え個々が相手の事を尊重してサポートし合う姿勢も大切にしています。
また日々行われる授業や自習、課外活動など全てにおいて真心を込めつつ全力で挑戦する姿勢も重んじます。
高等学校では3600人もの生徒達がそれぞれの個性や能力、将来の夢をきっかけにして4つの部と23の領域に分かれて学んでいます。
知名度が高く憧れの大学として名を挙げる方が多い大学や国公立大学、難関私立大学などにも大勢の生徒が進学していますし、将来医療の現場で活躍したいと考えている方は医療系の大学にも進学している実績があります。
学習面に関しては国から直々にSSHという指定を受けている上に、理工系の大学にて教鞭を執っている教授による授業も行われるため、唯一無二のハイレベルな学習内容で授業が受けられます。
そのような大学と密接に連携し行われてきた教育と実績、精神は学校が独自に考案した後継事業であるSSAに受け継がれています。
文武両道と共に社会貢献活動も重要視
文武両道と共に社会貢献活動も重要視している作新学院においては、まだ見ぬ世界にチャレンジすべく新たな価値を見出す事が可能な人間力の育成も欠かしません。
未来を開拓する際に活躍するのが130周年を記念して手がけられたラボであり、ラボの中ではこれまでの教科に拘らない自由度が高い学びが行われていて、分野と年齢を飛び越えて人が集結し意見や知識を提供し合い社会やコミュニティと密接に繋がる事により世の中を変化させていきます。
中等部においては楽しくて明るい雰囲気の中で私立特有の1週間に2日7時間の授業を行ったり、少人数制の個別授業が行われます。
知育と体育に限らず、食育に至るまで教育が行われるので総合的にバランスが良くて豊かな心を持った人間が育めます。
県内では一校しか存在していない私立小学校
小学部においては県内では一校しか存在していない私立小学校という特性を十分に活かして、通学している児童が個性を高めていけるように細やかな部分まで配慮した指導内容です。
小学部に通う児童達の年齢を思慮し校風としても掲げている他者の事を考える思いやりの精神や、豊かな心が持てる人間に成長していけるよう知育と徳育、体育に尚一層注力しています。
創設されたのが昭和28年の幼稚園は歴史に限らず伝統も重ね続けていて、他者や物事に限らず自然環境にも積極的に身を置くようにする事によりあらゆる体験が可能です。
多くの物事に触れながら様々な環境に身を置く事により心で感じる感性が高められるようになりますし、自らが考えたアイディアを元にして行動できるようになります。
多くの競技において全国優勝している
高等学校で行われている部活動においては、甲子園に連続で出場する事ができた硬式野球部の他に20以上の団体が全国大会に連続出場していますし、多くの競技において全国優勝しています。
しかも、オリンピックなどの世界の場で活躍しているオリンピック選手も排出していて、競泳で大活躍をしている選手は複数の種目で世界のトップになるといったアジア人としての初の偉業を成し遂げているほどです。
作新学院が文武両道と共に大事にしている社会貢献は様々な活動を行っていますが、3つのチームが10のプログラムにて社会貢献活動を行う事例では回収に尽力したペットボトルのキャップの数が800万個にものぼり、集めたペットボトルのキャップによって11万もの子供達に対してワクチンを送る事に成功しています。
社会貢献活動の中では、高校生になるまでの間に5千人もの子供達がもれなく1人あたり1本の苗木を育てていくといった活動も行われていて、鉱山の跡地にて行っている植林活動に関しては16年もの長い年月にわたり行い続けています。
まとめ
密接な関係を続けている鉱山においては水を浄化させるシステムに至るまで高校生と地元企業、地元の大学などが手を取りながら開発が継続中です。
他にも靴の数が足りていない国に靴を送ったり、役目を果たし終えたランドセルを集めてランドセルを海外の子供達に送るなどの活動も行っているのですが、自然に社会貢献活動に目を向けて尽力できるのは作新学院がすぐに諦めてしまわない心を育みつつ、他者や世の中を思いやる生徒の育成を得意としているためです。
畑 恵より
最終更新日 2025年5月12日