建設機械といえば多義に渡るのですが、一般的にはバックホウや発電機といったとこが思い浮かぶのではないでしょうか。
実際に建設機械のレンタル業者の出荷はそれらがメインとなるでしょう。
その為、どこのレンタル業者もそれらの建設機械を揃えてますが、それぞれ得意分野というものを持ってます。
通常の土壌の整地・運搬といったものであればどこのレンタル業者でも扱っています。
作業的にも比較的汚れないようであれば料金も安いとこを選べばいいのではないでしょうか。
そういった業者は比較的利便性の高い場所にあるのでレンタルするのも楽です。
しかし、杭工事、地盤改良工事といったセメントを使うような作業であれば建設機械の消耗も激しいです。
ですので、土木作業の中でもそれらに特化したレンタル業者を選ぶ必要があります。
ただ、特殊工事ですのでそれぞれの施工業者は特定のレンタル業者と常に取引きしてるというのが現状です。
同じ建設機械でありながらどうしてそのような峻別が必要かといいますと、主に使用後の返却で問題が生じるからです。
作業後、毎回ハイウォッシャーなどで清掃を行ってもセメント等の付着はどうしても取りきらないものがあります。
また、搬入・搬出が時間指定やマフラーに金網を着けるなどといったスポットでの工事に対応できるようになってるかというのも重要です。
中には回送を注文者自身が手配する場合もありますが、多くの場合はレンタル業者が回送も兼ねて行います。
特にバックホウなどのように自走式の建設機械の場合では、回送トラックの運転手によって機械の積み下ろしまで行います。
逆に発電機のような据え置き型の機械になると注文者がレッカーなどによって降ろすことが多いです。
回送トラックを移動式クレーン付きで注文することもできますが、2tくらいしか対応できないですし、トラックの脇にしか降ろせないので結局のところ注文者によって移動させる必要が生じます。
それらのことを参考に目的に合った業者を選ぶべきです。
最終更新日 2025年5月12日